ペパーミント・ブルーな風をさがして
by peppermint_blue
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雲のさけめから陽がさして
小鳥たちが空に散らばる
きれいな歌が聞きたいな
世の中ってこんなところだよ
腹をくくろうか
君の顔なんか見たくない
ぬるいビール口にふくんで
昨日のことがうそみたい
人間てこんな生き物さ
腹をくくろうか
本を読み終えて目を閉じる
子供たちの声が聞こえる
ここはどこの細道じゃ
今の今ってこんな時間だよ
腹をくくろうか
#
by peppermint_blue
| 2005-12-20 23:35
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涙は海の味がするね。
海が涙の味なの?
海から生まれた人間は
今でもどこかに海をもっている
それを忘れそうになったとき
隠れていた海が涙になってあふれてくる
こぼれた涙はいずれまた
ゆれては返すさざなみの
海の底へと戻ってく
世界中の悲しみを集めたら
流した涙のすべてを集めたから
深い深い海いのそこには
人を拒絶する暗くて深い裂け目が出来た
光も届かぬその場所で
涙の粒がたゆたいながら擦れ合って
かすかな声をあげている
悲しみや孤独や憎しみさえも
涙の粒は擦れ合いながら
かすかな声をあげている
忘れられた裂け目の底で
互いに擦れ合いながら
かすかな声をあげつづけ
いつしか小さく透明な
波のしぶきよりも小さくて
雪の結晶よりも透明な
ちいさなちいさな粒になり
やがて空へと舞い上がる
そしてそれは
海の青より透明な
海の青より深い色
だけど、ちょっと目にしみる
ペパーミントブルーな風
雲のすきまに吹いている
野花の花びらを揺らす
いたずらな風
#
by peppermint_blue
| 2005-11-03 00:29
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石原吉郎
足利の里をよぎり 一枚の傘が空を渡った
渡るべくもなく空の紺青を渡り
大路に丸く会釈のような影を落とした
人々は高みに足をとどめ
そのひとところだけ濡れて行くさまを
ひっそりとながめ続けた
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by peppermint_blue
| 2005-11-02 01:02
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はじめまして
今日からこのブログを書き始めます。
どんなことを書こうかな。。。
とにかく何か書いていきます。
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by peppermint_blue
| 2005-11-02 00:58
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